当協会では2004年から中国黄土高原緑化協力事業の一環として「日中緑化交流基金」の緑化事業を実施してまいりましたが、今年で満10年を迎えました。今回は、日本側から富士見市日中友好協会の会員や市民、県協会の役員など10名が参加。中国側からは、山西省対外友好協会、山西省林業庁、山西省呂梁市方山県の県長をはじめとする行政関係者、地元小学生等150名が参加し盛大に開催されました。
これまで10年の間、埼玉県から200余名がこの事業に参加してまいりました。植林合計面積は600ヘクタール、植樹本数は85万本(黄土高原に適している油松、ニセアカシ等)に達しました。当初植樹の木々はすでに3メートルをはるかにしのぐ樹高となり、一部は林を形成しつつあります。
日中緑化基金から助成を受けられる植林は今回までとなっております。そのため、今回の参加は一応の区切りをつける植樹祭となりました。