NPO法人 埼玉県日本中国友好協会

本協会は、日中両国民の相互理解と友好を深め、アジアと世界の平和、繁栄に貢献することを目的にさまざまな活動を展開しています。

TEL:048-782-8049 / FAX:048-782-8149

〒330-0835 さいたま市大宮区北袋町1-285(てらこやラボ 新都心3号室 )

ニュース

「中国語発表のつどい」は10月18日に開催します

本年度の「中国語発表のつどいは」10月18日に開催いたします。日頃の学習の成果を発表する・試してみる良い機会です。多数のご参加をおまちしています。詳細はおってお知らせいたします。

通常総会を開催しました

6月21日、さいたま市浦和コミュニティーセンターにおいて第12回通常総会が開催され、議案6件が議決・承認されました。また、報告事項として「組織検討委員会の設置」報告がされました。議決承認された議案は次の通り。

①平成26年度事業報告書、②平成26年度活動報告書、③平成27年度事業計画書、④平成27年度活動予算書、⑤役員選任、⑥本協会名誉会長並びに顧問の選任

なお監事から平成26年度監査報告が行われ、業務執行及び財政執行の適正なること、会計処理の適正処理が認められました。

 

 

本協会事務局スタッフ(ボランティア)を募集します

本協会は会員のボランティア活動によって運営されています。

主として本協会ホームページの管理運営を担任していただくスタッフを次の要領により募集します。

1.資格要件:本協会会員若しくは本協会と連携している県内の日中友好協会会員

1.担任事務:主として本協会ホームページの管理運営事務

1.勤務時間:原則として一月に一日(火曜、若しくは金曜日で10時から17時の間)

1.待  遇:無給でお願いします(交通費についてはご相談)

お問合せ:お問合せ、ご応募の方は事務局事務局(☎048(782)8049)まで

南京城壁保存修復協力事業20周年記念訪中団参加者を募集

 南京の城壁は全長約34㎞にも及ぶ世界最大規模を誇る明代に建造された城壁です。しかしながら、太平天国、清国軍、日本軍、大躍進どによる相次ぐ破壊によって朽ち果てていました。1982年、南京市政府は城壁修復の大事業に取り組むことを決定しました。1995年、当時の日中友好協会会長、東京芸術大学学長の平山邦夫氏が修復事業への協力を呼びかけ、以来、多くの日本人が協力してきました。修復事業協力20年に当たる本年、公益社団法人日中友好協会は江蘇省人民対外友好協会と共催し「南京城壁保存修復協力事業20周年記念式典」を南京において開催します。多くの皆さまと南京に集い、平和への思いを継承し、20周年を祝うことを目的とする訪中です。多くの方々のご参加をおまちしています 。

旅行期間 2015年5月14日(木)~同19日(火) 5泊6日

旅行代金 172,000円(協会会員は169000円) 個室追加代金32,000円(5泊分)

募集締切 4月10日(金)

お申込み方法 本協会事務局へご連絡ください

       ☎048-782-8149(火又は金曜日)e-mail:  saitama.nichu@nifty.com

旅程概要 14日(木)出発 成田発(13:00)→南京着(15:30)

     15日(金)記念式典参加、侵華日軍南京大虐殺遭難者記念館で献花

     16日(土)孫文・蒋介石の執務室(江南貢院)、長江大橋を通過し揚州へ、大明寺(鑑真ゆかりの寺院)

     17日(日)揚州周遊、鎮江へ、宋代の街並み散策、中国酢文化博物館、金山寺(白蛇伝ゆかりの寺)

     18日(月)上海へ、外灘散策、上海環球金融中心(高さ492m)展望台

     19日(火)帰国 上海発(09:00)→羽田着(12:30)

     全行程食事有り(但し、14日昼及び19日朝は機内食、14日朝、19日昼・夜は食事なし)

2015年秋入学 中国大学への留学をサポートします

2015年秋入学の中国留学をサポートいたします。この事業は、埼玉県、さいたま市及び公益社団埼玉県国際交流協会の後援を得て行っています。また、中国側の地方政府や対外友好協会の後援も得ています。中国留学は多年の実績を有する本協会にご相談ください。

1.対象大学

 山西大学(山西省太原市) 北京外国語大学(北京市) 河南大学(河南省開封市) 鄭州大学(鄭州市) 大連外国語大学(大連市)

2.留学期間

 一年間の長期留学(学習期間は2015年9月~2016年6月)

3.サポート内容

 入学申請及び留学ビザ申請の代行並びに留学情報の提供

 *本協会は、ご希望大学に対する入学申請手続き及び中国大使館への留学ビザの申請手続きを行い、入学許可証とビザを取得します。また、留学に必要な基本情報を提供します。なお、各申請に必要な書類(大学・高校の卒業証明書、成績証明書、健康診断書等)はご本人に整備していただきます。

4.申込み資格

 18歳以上65歳未満(北京外国語大学は60歳まで)で高校卒以上の学歴を有する心身共に健康な者

5.募集期間

 2015年3月1日~2015年4月30日

6.サポート費用

 30,000円

 *3に記載したサポートの費用です。その他の留学に関する経費(健康診断費用、渡航費、学費、寮費、現地での各種登録料、生活費等)は全額自己負担となります。

7.パンフレット

 留学生募集パンフレットをご希望の方は郵便切手(600円分)を同封して下記あてにご請求ください。

  〒330-0835 さいたま市大宮区北袋町1-285 てらこやラボ新都心3号室 埼玉県日本中国友好協会

  *お問合せ☎ 048(782)8049 e-mal  saitama.nichu@nifty.com

中国大使館汪婉参事官新年会ご挨拶(要旨)

近年、周知の原因により、中日両国の関係は多くの曲折を経るとともに、一度、国交正常化以来最も困難な局面に陥りました。しかし、両国の地方や民間の交流は中断しておらず、埼玉県日中友好協会は長年、中国での緑化のための植樹、環境保護交流、留学生支援などの活動を続け、両国関係の改善に積極的な貢献をしてこられました。両国政府と各界のたゆまぬ努力のもと、昨年11月、中日双方は両国関係の改善と処理について四つの原則的共通認識(合意)を得て発表し、習近平主席がAPECの非公式首脳会議期間中に安倍首相と会見し、両国関係は改善の方向へ重要な一歩を踏み出しました。今年は戦後70周年にあたっており、日本政府が共通認識の精神を確実に実行に移し、隣国の懸念に十分配慮して、歴史などの敏感な問題を適切に処理し、中国と共に両国関係を持続的に改善に向かわせるよう希望します。日中友好協会も今年、記念すべき65周年を迎えており、埼玉県日中友好協会を含む日本各地の日中友好協会の友人たちが今後も引き続き両国の友好事業に関心と支持を寄せ、一層活発な民間や地方の交流を進められよう希望します。駐日中国大使館としても友人たちと共にそのための努力をしてまいります。(2015年2月1日)

本協会田中会長 新年会開催挨拶(要旨)

田中会長開催挨拶(要旨)

 敗戦後70周年にあたり安倍内閣は、新たな談話を発出するとしているが、どのような声を発するのか、中国・韓国など隣国とどう関係を改善するのか、世界が注目している。戦後70年の道のりを振り返るとき、平和国家であると同時に、歴史の記憶がしっかりと伝えられていないことは残念だ。昨日、ドイツのヴァイツゼッカー元大統領亡くなられたが、彼の生前の名言「過去に目を閉ざす者は、現在も見えなくなる」(注)の中の意味を我々は深く認識する必要がある。日本政府が今年のような記念すべき節目の年に、世界に銘記される正しい声を発するよう希望しています。(2015年2月1日)

*注:ドイツの敗戦40周年にあたる1985年5月8日、ドイツ連邦議会で行った記念演説の一節。『(ドイツ人は)罪の有無、老幼いずれを問わずわれわれ全員が過去を引き受けねばなりません。だれもが過去からの帰結に関わり合っており、過去に対する責任を負わされております~問題は過去を克服することではありません。さようなことができるわけはありません。後になって過去を変えたり、起こらなかったことにするわけにはまいりません。しかし過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、また、そうした危険におちいりやすいのです。ユダヤ人は今も心に刻み、これからも常に心に刻みつづけるでしょう。われわれは人間として心からに和解を求めております。まさしくそのためにこそ、心に刻むことなしに和解はない、という一事を理解せねばならないのです』(全訳文は岩波ブックレット「荒れ野の40年」に)

2015年新春のつどいを開催しました

 2月1日、さいたま共済会館において「2015年 新春のつどい」を開催しました。中国大使館から汪婉参事官、公益社団日中友好協会から永田哲二常務理事、埼玉県知事(代理矢嶋行雄国際課長)、国会や地方議会から代議士・議員、そして関係交流機関の皆さまなどをお迎えし晴れやかな新春のつどいとなりました。「スコッチ&ファイブ」の皆さんによる軽音楽コンサートに始まり、田中寛本協会会長から主催者あいさつを、ご来賓のお三方から祝辞をいただき、賑やかな懇親の場となりました。本年は、戦後70年、民間交流によって日中両国の友好をより強固なものとするため様々な取組を実行することが求められていることを改めて確認いたしました。

学ぼう中国語!見学しよう中国語教室!

 在日外国人、訪日外国人、いずれもトップは中国人です。街で、電車内で、店舗で、観光地で中国語を耳にすることは珍しくありません。彼らとそして訪中したとき現地の方と中国語で会話をしてみましょう。きっと新しい発見があります。2020年の東京オリンピックでは通訳ボランティアをやりましょう。当協会の中国語教室は4月から新学期です。初級から上級までのクラスを、昼、夜に開講しています。教授歴豊かなネイティブな講師陣が応援いたします。

 どのクラスが良いのか、レベルは、雰囲気は、教授方法は、ご自身で授業を見学して決めてください。無料で見学できます。事前に当協会事務局にお電話ください。そして、ご希望日当日に直接教室に入り講師に見学の旨をお話し下さい。クラス内訳、会場は「中国語教室」メニューをご覧ください。☎ 048(782)8049(火曜、金曜に受付ます)

新年のごあいさつ

念頭にあたり皆様のご健勝ご安寧をお祈り申し上げます。

昨年は国交正常化42年、平和友好条約締結36年の年でありました。弊協会でも皆様のご支援ご協力によりまして友好事業を開催いたしました。新しい年は「日中の絆元年」の年と心に刻み、これまでの活動を糧として、より一層、友好交流を深める年にしていきたいと決意を新たにしています。東アジアの平和、和解にはなお多くの課題がありますが、歴史を鑑とし再び不幸な道を歩むことのないよう最大の努力が必要です。私たちは、日中の若い世代が意欲的に参加できるような事業に取り組み、次世代を担う若者の交流を進めたいと願っております。皆様のより一層のご支援ご協力を賜りますよう切願いたします。

                                                                  会長 田中寛