NPO法人 埼玉県日本中国友好協会

本協会は、日中両国民の相互理解と友好を深め、アジアと世界の平和、繁栄に貢献することを目的にさまざまな活動を展開しています。

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日中緑化交流事業
 日中緑化事業に新たな決意で臨む
 日中緑化事業を実施している呂梁市方山県は山西省西北の黄土高原、黄河の中流域にありますが、黄砂の頻繁な発生により砂漠化が進み大きな自然災害を生む要因となっており、地域の産業、とりわけ農業生産に致命的な打撃をもたらしてきました。このことはこの地域の経済発展を阻害する大きな要因ともなっています。
 現地の統計によれば、年間雨量は380ミリ程度と非常に少なく、降雨の集中期は7月~9月で年間の60%を占めています。このため苗木の植え付け作業は一定の期間内に集中せざるをえないという現実があります。
 そうした中、当該地での事業もすでに8年めに入り、日中双方とも実効ある経験を積み重ね、緑化事業の円滑な進行がみられるようになってきました。平成16年度からこれまで、植林面積400ha、88万本の植樹を完成させたが、現地の林業技術者の技術も向上し、併せて住民の植林に対する関心も深まってきています。また、これまでの7回の植樹祭を通じて、現地の子供たちよる植林ボランティアの参加も活発になり、今回の植樹祭では、初めて現地中高生から日本への感謝のことばが述べられました。
 『日中国交正常化40周年・山西省と埼玉県との友好県省30周年記念』の記念の年に第7回植樹祭を現地において開催しました。植樹祭には、日本側から38名、中国側からは政府関係者をはじめ、現地住民や中高生など250人が参加しました。

 本協会は毎年担当理事を現地に派遣し、植樹後の状況や今後の管理等について協議し、現地視察や調査を行い、現地林業局との信頼関係を築いてきました。
 双方の信頼関係が深まる中でこの事業が日中にとって互恵関係にあるという理解が深まり、単に事務的な交流だけにとどまらず、地元の小中学校の子供たちとの友誼が進められるという新たな芽生えもできつつあります。
 私たちは、この事業の本来の目的を見失うことなく、粛々と発展させていかなければならない息の長い事業であると理解しています。

 
私たちは、「山西省呂梁市植生復旧模範林造成事業」をこの3年間で完成させることができましたが、山西省からの強い要請に応えて引き続き3カ年の実施計画を決定しました。
 折しも、日中関係に暗雲が立ち込めている最中ではありますが、担当理事を派遣し子の事業の円滑な実行の継続について協議しました。現地関係者の熱意と誠実さはこれまでと何ら変わることなく、この事業の完成に何ら障害がないことを双方ともに確認できたことは幸いだったと理解しています。
 この事業を通じて私たちは、新たな決意を持って「日中友好」と「日中緑化交流事業」の理念を生かし、日中の将来のために努力し、この事業を完成させたいと願っています。